どうも、50代にしてバイク熱がじんわり再燃……というか、むしろ初めて火がついた50男です。
今までバイクとは無縁だったのに、気づけばYouTubeでハーレーのマフラー音ばっかり聴いてるし、バイク屋の位置をGoogleマップで調べて「遠っ」ってなってる毎日。
今回は、そんな俺の“きっかけ”の話──全部が狂い始めたあの一台、「古いモンキー」について書いてみようと思う。
なんの気なしにもらっただけだったのに
ことの発端は、数年前。
とある親戚が「もう乗らないから」と言ってくれた、ちっちゃくて、ボロくて、でもなんだか妙に可愛い原付バイク。そう、ホンダのモンキー。しかもたぶん年式も古い。
当時の俺はというと、バイクの“バ”の字も知らない人間で、エンジンって聞くと「クルマの下にあるやつね?」くらいの認識。
それでも、手に入れた以上はなんとなく直してみようかな〜と思って、ネットで「モンキー 修理 方法」とか調べ始めたわけです。
この検索行動が、後に大変な沼の入口だったとは、知る由もなく……。
とりあえずキャブレターって言っとけばバイクっぽい
モンキーをいじるってなって初めて知った言葉、「キャブレター」。
これが詰まるとエンジンかからないとか、パーツクリーナーで洗うと調子が良くなるとか、なんか理屈はわからんけど、触るとメカニック気分が味わえるアイテム。
工具なんてマイナスドライバーしか知らなかった俺が、なぜか六角レンチのセットをAmazonでポチってて、「工具箱に工具が入ってるって、なんか大人だな……」ってしみじみしたのを覚えてる。
エンジンをかけるコツとか、チョークって何?とか、もう調べるたびに「え、そんな仕組みだったの?」の連続。
なんなら、ガソリンが腐るってことも初めて知った。
気づけば夜な夜なバイク動画を観る日々
モンキーのことを調べてるうちに、「整備してみた」とか「旧車レストア」みたいな動画に行き着いて、そこからなぜか「ハーレー乗ってみた」とか「インディアン納車しました」系の動画にジャンル移動。
これがいけなかった。
なにあれ。なんであんなに格好いいの。
エンジン音がドドドじゃなくて、ドゥルルルルって低音で響いてきて、走ってる姿がもう「バイク」じゃなくて「スタイル」。
とくに夜の街をゆっくり走ってるシーンとか観ると、こっちはもう「わかるわ〜、それやりたいわ〜」ってなってる。
いや、免許持ってないんだけどね。
バイク屋が遠いという悲劇
とはいえ、実物を見たい。でも田舎。近所にバイク屋がない。
Googleマップで検索しても「お車で1時間15分です」とか平気で言ってくる。
これがもしカフェだったら「遠いからやめとこ」で済むけど、バイクとなると話は別で、「まぁツーリング気分で行けば……」とすでにバイク持ってる前提で考え始めている自分がいる。
いや、だから免許持ってないんだけどね(2回目)。
ハーレーっていくらすんの?ってとこから
そして次にぶつかった壁。「で、ハーレーって、いくらすんの?」
これがもうピンキリ。中古で50万円くらいのやつもあれば、500万円越えのフルカスタム車もあって、「なんかこう……現実感がないな」ってなる。
ついでに「維持費ってどのくらい?」と調べると、保険・ガソリン・オイル・タイヤ交換・車検とまあまあ出費のオンパレード。
それでも、調べてる時間がなんか楽しい。
まるで旅行前のプラン立ててる感じというか、遠距離恋愛の相手に会いに行く前の高揚感というか。
まだ見ぬ相棒に思いを馳せながら、また動画を観てる。
どうせならデカいやつが欲しい
ここまできて思うのは、「どうせなら大型アメリカンいっとこう」ってこと。
いやいや、まずは小さめのから始めたほうが〜という声もあるのはわかってる。でも、憧れってそういうもんでしょ。
モンキーから始まって、結局フルサイズのハーレーに惹かれてる俺は、まさに“スモールスタートでドデカい夢”の見本。
教習所に通うための時間のやりくりとか、家族の説得とか、お金とか、いろんなハードルはあるけど、それをクリアした先にある「ドゥルルルル」な日々のために、じわじわ準備してる最中。
まとめというか、言い訳というか
というわけで、「古いモンキー」に触ったことで、完全にバイク沼にハマりつつある50代の話でした。
最初は「ちょっと動けば便利かも」くらいの軽い気持ちだったのに、気づけばハーレーの排気音に癒される日々。
これがいわゆる「人生の後半戦、趣味で狂う」ってやつか……と、少し笑えて、でもちゃんと嬉しい。
まだ免許もないし、バイクも持ってない。
でも、興味があるってことはもう、すでに第一歩は踏み出してると思ってる。
そしてその一歩をくれたのが、あの古くて、ちょっとサビてて、それでもやたら可愛いモンキーなんだよね。


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